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| 名 前 |
 ユリ（百合） … ユリ属の草本の総称 |
| 学 名 |
Lilium （ユリ属の総称） |
| 科 属 |
ユリ科ユリ属 |
| 分 布 |
山岳地帯を含む森林や草原に自生することが多い |
| 開花時期 |
夏 |
| その他 |
球根を有する多年草 |
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| （ユリ）2019.8＠塩原ゆりパーク |
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| ユリ（百合）は ユリ属 Lilium の多年草の総称。球根を有し、夏に高く伸びた茎から美しい漏斗状の花を咲かせる。わが国には15種があり、山岳地帯を含む森林や草原に自生するものが多い。日本の代表的な種はヤマユリ（東北から近畿）、オニユリ（栽培）、カノコユリ（四国・九州）、コオニユリ（北海道から南西諸島）、ササユリ（中部から九州）、テッポウユリ（沖縄・奄美諸島）、オトメユリなど。現在、園芸ではさまざまな色や形の品種が作り出されている。また、ヤマユリ、コオニユリ、オニユリの3種の鱗茎（ユリ根）が食に供され、食用にも栽培されている。 |
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塩原温泉郷の近くのハンターマウンテンの山中に広がる塩原ゆりパークでは、夏の青空の下、約400万本もの色とりどりのユリの花が高原いっぱいに美しく咲き広がっています。
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（ヤマユリ）2009.7＠小石川植物園 |
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（ヤマユリ）2019.7＠狭山 |
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夏の最も暑い時期に満開となるヤマユリ（山百合；ユリ科ユリ属）は、北海道と北陸地方を除く近畿地方以北の山地の林縁や草地に分布する。原種とは思えないほど豪華な花を咲かせます。強い香り、赤い斑点など強烈な個性を感じます。
学名：Lilium auratum |
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| 狭山市稲荷山公園の北斜面の自生地には、およそ1000株ものヤマユリ（山百合；ユリ科ユリ属）が自生しています。この日は、咲き始めということでまだ蕾の状態のヤマユリが多かったのですが、それでも緑地のあちこちに美しく野性味たっぷりに咲く大輪のヤマユリの花を楽しむことができました。 |
| → 狭山市稲荷山公園の北斜面に自生するヤマユリの花 2019.7.15 |
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（オニユリ）2007.7＠小石川植物園 |
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美しいオニユリ（鬼百合；ユリ科ユリ属）の花です。黒い斑点の大きな花は迫力があり、鬼の名が付いたのでしょう。オニユリは、大型の鱗茎をもつ多年草でいろんな薬効があります。
学名：Lilium lancifolium |
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（オウゴンオニユリ）2011.7＠小石川植物園 |
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オニユリの変種で、黄金色のオウゴンオニユリ（黄金鬼百合；ユリ科）です。花弁は強く反り返り、黄地に赤の斑点があります。葉の付け根にムカゴを作るのが、オウゴンオニユリの大きな特徴。元々は対馬に自生。
学名：Lilium lancifolium var. flaviflorum |
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（コオニユリ）2024.6＠小石川植物園 |
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（コオニユリ）2018.8＠天元台高原 |
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北海道、本州、四国、九州の山地の草原等に生育するコオニユリ（小鬼百合；ユリ科ユリ属）。コオニユリは近縁種のオニユリよりも花が小さく、ムカゴがつかない。
学名：Lilium leichtlinii |
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（カノコユリ）2013.7＠小石川植物園 |
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カノコユリ（鹿の子百合；ユリ科ユリ属）の花も園内に咲いていました。四国・九州地方の山地に自生しています。花弁に鹿の子模様の斑点があることからこの名が由来。
学名：Lilium speciosum |
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（クルマユリ）2016.7＠上三依植物園 |
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クルマユリ（車百合；ユリ科ユリ属）が日光市の上三依植物園で咲いていました。北海道、本州、四国に分布し、標高の高い高地に生える。葉の付き方が車輪に似ていることから和名が由来しています。
学名：Lilium medeoloides |
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（ヒメユリ）2004.6＠白山神社 |
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| 白山神社に一面咲くアジサイの花の中に、一輪だけ美しく紅色に咲くヒメユリ（姫百合；ユリ科ユリ属）の花を見つけました。「夏の野の繁みに咲ける姫百合の知らえぬ恋は苦しきものそ」という万葉の歌もあるほどのハッとした美しさです。 |
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ヒメユリは本州、四国、九州に分布し、山地の、日当たりのいい草原に生える。花を上向きにつけるのが特徴で、エゾスカシユリやミヤマスカシユリなどのスカシユリの仲間。絶滅危惧IB類(EN)。
学名：Lilium concolor |
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（エゾスカシユリ）2013.5＠つくば植物園 |
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（エゾスカシユリ）2022.5＠小石川植物園 |
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北海道、樺太、シベリア、中国北東部などに分布する多年草エゾスカシユリ（蝦夷透百合；ユリ科ユリ属）の薄オレンジ色の美しい花。花弁の根元部分が細くなっており隙間があるのが「スカシ」の名の由来です。
学名：Lilium pensylvanicum |
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（ミヤマスカシユリ）2021.6＠小石川植物園 |
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東北地方～関東地方に分布する多年草ミヤマスカシユリ（深山透百合；ユリ科ユリ属）。石灰岩地帯の岩壁に生育する。6月～7月頃、茎の上部に総状花序を出し、橙色の花が上向きに咲く。花弁の根元部分が細くなっており隙間がある。絶滅危惧IB類、日本固有種。
学名：Lilium maculatum var. bukosanense |
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（テッポウユリ）2021.4＠小石川植物園 |
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沖縄・奄美諸島が原産のテッポウユリ（鉄砲百合；ユリ科ユリ属）。4月～6月頃、茎の頂上にラッパに似た筒状の純白の花が横向きに咲く。楕円形で長い葉をつける。沖縄では自生種が群生する。近縁種のタカサゴユリと酷似するが、やや小型で葉が太め。
学名：Lilium longiflorum |
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（ヒメタカサゴユリ）2016.7＠上三依植物園 |
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台湾原産のヒメタカサゴユリ（姫高砂百合；ユリ科ユリ属）。タカサゴユリの高山性の多年草。
学名：Lilium formosanum var. pricei |
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（カサブランカ）2010.6＠白山神社 |
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カサブランカ（ユリ科ユリ属）。ヤマユリ、カノコユリ、タモトユリを親として交配された園芸品種のユリは、オリエンタル・ハイブリッド系統 Oriental
Hybrids と呼ばれ、代表的な品種がカサブランカです。6月～8月頃に純白の大輪の花を咲かせ、ユリの女王とも呼ばれる。
学名： Lilium ‘Casa Blanca’ |
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ユリ（ユリ属の総称）の仲間 
