|
| 名 前 |
 フウロソウ（風露草） … フウロソウ属の草本の総称 |
| 学 名 |
Geranium （フウロソウ属の総称） |
| 科 属 |
フウロソウ科フウロソウ属 |
| 分 布 |
日本の野生種が各地の低地から高山帯にかけて分布 |
| 開花時期 |
夏～初秋 |
| その他 |
多年草、山野草 |
|
（フウロソウ）2018年8月＠裏磐梯高原 |
 |
| フウロソウ（風露草）はフウロソウ属（属名：Geranium）の多年草の植物の総称。世界で420種以上が確認されている。野生種はユーラシア・北米各地の熱帯から山地にまで分布。日本では各地の低地から高山帯にかけて分布する。主に夏から初秋にかけて5枚の花弁をもつ花が咲く山野草です（上の写真は裏磐梯高原で見つけたゲンノショウコ）。 |
|
（アケボノフウロ）2016.7＠上三依水生植物園 |
 |
アケボノフウロ（曙風露；フウロソウ科フウロソウ属）。名札には単にフウロソウとありましたが、花や葉の形状から欧州原産のアケボノフウロの品種と思われます。赤紫の花をつける株は横に広がるように伸びます。様々な改良品種の親種になっています。
学名：Geranium sanguineum |
|
（アサマフウロ）2011.9＠箱根湿生花園 |
 |
（アサマフウロ）2021.9＠小石川植物園 |
 |
日本原産で浅間山麓に多く分布する多年草のアサマフウロ（浅間風露；フウロソウ科フウロソウ属）。鮮やかな赤紫色の花が所々に咲いていて、山野の風景のアクセントになっています。
学名：Geranium soboliferum var. hakusanense |
|
（ゲンノショウコ）2012.9＠小石川植物園 |
 |
日本原産で全国の山野や草地に自生する多年草ゲンノショウコ（現の証拠；フウロソウ科フウロソウ属）の清楚な花も咲いていました。下痢止めや胃腸病に効能ある薬草。生薬（現証拠）として用いる。「胃腸に実際に効く証拠」ということからこの名が付く。
学名：Geranium thunbergii |
|
（タチフウロ）2012.8＠霧ヶ峰高原 八島湿原 |
 |
日本原産で本州から九州の山地の草原に生える多年草タチフウロ（立風露；フウロソウ科フウロソウ属）。茎が長く立ち上がる。
学名：Geranium krameri |
|
（ハクサンフウロ）2015.7＠奥日光 |
 |
日本原産の高山植物の多年草ハクサンフウロ（白山風露；フウロソウ科フウロソウ属）。東北から中部地方に分布し、高山の雪渓付近に生える。和名は石川県の白山に由来するが、戦場ヶ原の古名である赤沼ヶ原に多く分布するので、アカヌマフウロとも呼ばれる。
学名：Geranium yesoense var. nipponicum |
|
|
フウロソウ属 Geranium の仲間 